いつも私を楽しませてくれる花です。
今年は4花茎31輪で咲きそうで、今は1つめの花茎だけ咲いています。
芽吹きがほど良く、バルブは上にスラリと立ち上がり、生育も早くて、肥料の効きも良い、育てやすい個体だと思います。
このMiura Otome(ミウラオトメ)との出会いが自分の蘭栽培の第二の節目だったと思います。
それは惹かれるカトレアの花がなくて、蘭展に行ってもいつも何かもの足りない気持ちで帰っていた頃でした。
渋谷東急の蘭展でMiura Otomeを見たときにパッと視界が明るくなったのを覚えています。
第一の節目は父の定年記念旅行の伊豆・堂ヶ島洋蘭センターのお土産コーナーで出会ったLinda Ann(リンダアン)です。
竹は節と節の間が詰まっているのが良い竹だと言います。
人についても、節目が人を大きくすると言われることがあります。
もちろんMiura Otomeとの出会いで私の人間が大きくなったなどとは言いません。
節目というよりは、契機とかきっかけと言った方が良いかもしれません。
ただあのときから生まれたこの花への熱情から、いくつかの大切な出会いがあり、知識も増え、栽培を続けてきたことは確かです。
この先、何が節目かなんて分かりません。
でもちょこちょことチャレンジです。

Chz. Miura Otome‘White Christmas’BM/JOGA 花径13.5×13cm 2011/11/26撮影