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Rlc. Haw Yuan Gold‘Yong Kon No.2’

「50ミリのレンズ」

BSのキヤノン「写真家たちの日本紀行」は、一人の写真家が2話分の放送に登場します。
以前、写真展でエベレストの写真を見てその場にいる感覚になったとこのブログに書いた写真家・石川直樹さんの放送の2話目を見ました。

また引用でつまらないですが、印象に残ったコメントは南大東島の地下にある美しい鍾乳洞で、それを50ミリのレンズで撮影しながら「50ミリというのは人間の目で見る視野と大体同じ画角のレンズ。この素晴らしい鍾乳洞の前で、自分のような30何年しか生きていないような人間がああだこうだとレンズを変え画角を変えて切り取っても仕方がない。目の前のありのままの自然のほうが圧倒的に美しいのは明らか。だから見たままの50ミリで撮るんです。」というものでした。
これは一般に言われる目の前にある景色をどのように切り取るかを考えて狙ってレンズを変えて撮るという定番のやり方とは違う、もしくは違わないとしてもその狙いとして人間の視野と同じ50ミリにしたということです。

この言葉についてあとでぼんやり考えていてふっと思い当たったのが、ああこの人のエベレストの写真を見てエベレストに立っているような気になったのは50ミリくらいのレンズで撮っていたからなのかもな、ということでした。
見たままの画角で撮った写真だから、その写真を見てその場にいる気になると。
もちろん人間の想像力は逞しいですから、広角で山頂から撮ったやや高い位置の太陽が眼下に広がる雲海を斜めから照らしているような写真を見ても山に行った気にはなりますが、50ミリならよりそこに立っている感覚になると思います。

50ミリで撮るべきかどうかというのは、上記のように真に優美な自然を前に見えるものをそのまま撮るという意図やその他なんでも意図があれば50ミリにすればいいですし、そんな自然を前にしてもやはり各人の感性や美的感覚、狙いでレンズを変えて景色を切り取るというのも、大変もっともな理由ですから好きなようにやればよいのは間違いありません。
ただ一つ、50ミリというレンズの特性を肌で感じて勉強した気になりました。
50ミリといういわゆる標準レンズ、眠らせていないで使ってみます。

IMG_0326-3.jpg
Rlc. Haw Yuan Gold‘Yong Kon No.2’ 渋谷東急らん展展示花 2008/2/1撮影

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