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Rth. Love Passion‘Orange Bird’BM/JOGA

「二人の先生」
東北の桜撮影ツアーの旅程表が送られてきて、ふむふむと読んでいると二日目になんと撮った作品の講評会があるらしい…。ああ思い出してしまった、十年くらい前のあの日のことを。私は過去に二度ワンデーの撮影会に参加したことがあり、その初参加の会の講評会でのこと。一流の男性風景写真家とアシスタントの女性写真家の二人での講評。私の写真が俎上(※まな板の上)に載せられるまで、他の受講生の皆さんによる秋の稲刈り後の田んぼなどのきれいな作品が続いており、先生二人は褒めたりアドバイスをしたりで和やかに進行し、へえきれいだななんて私も思いながら、でも自分の写真はそういう写真じゃないけどどうなんだろう、ちょっと褒められたりして…なんて淡い期待も持っていました。が、自分の作品の講評の時間がきて私の写真がボードに貼り出されると、その一流の男性写真家が一言「なんだろう、これは」とおっしゃられ、さらに少しして「意図がわかりませんね」とばっさり。私は恥ずかしさで顔が赤くなりました。私の写真は、小雨の中、住宅街をぶらついていて見つけた郵便配達員がバイクで郵便物を届けているところを追っかけて、28ミリ単焦点のコンパクトカメラで撮ったものでした。そりゃそうです、郵便配達員の仕事そのままですから、意図も何もあったものじゃない。ただ雨の中の郵便配達員を見かけてちょっとかっこいい、被写体としていいと思って追っかけただけなんです。おまけに手ぶれ写真。がしかし、そこで発言されたのがアシスタントの女性写真家です。「そうですかね、いいところもあると思うのですが…」とフォローを始めてくださいました。が、男の先生は「いや、よくわからないね」と再度否定。そしたら女の先生は受講生の作品をそこまで否定する姿勢に反発を覚えたのか、「いや先生、私はいいと思いますよ。優しい感性があります」と言いました。それでも男の先生「そうかなー」みたいな感じで不満を表すと、女の先生のほうがちょっと熱くなり強い口調で「そうですよ、いいですよ」とまたフォロー。私はそのやりとりを聞きながら、30人くらいの教室の中で偉いほうの先生に意図がわからない、すなわちつまらない写真と暗に言われたと思い、恥ずかしくてだいぶくじけそうになりましたが、アシスタントの先生のフォローにかなり救われました。あの写真はなんだったんだろうな、雨の日の郵便配達員の記念写真みたいなものかな、でも知らない人の写真だから記念にもならないし…、やっぱり意図はわからないよな、でもあの「優しい感性」って言ってくれたのはなんだろうな、雨の中を配達するのを撮ったから少しは優しい気持ちがあったのかな、そんなことは自分の意識にはなかったな、ととりとめもなく思います。あの講評のやりとりで私は何を学んだのだろう…。「男の厳しさ、女の優しさ」でしょうか…。ところで、あの二人の先生は夫婦だったら意外とうまくいきそうだな…。

IMG_0507-3_2014040619205597c.jpg
Rth. Love Passion‘Orange Bird’BM/JOGA 花径8×10cm 2花茎13輪 2014/3/1撮影
(EOS6D,EF70-200mm F4L IS USM)

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