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C. World Vacation‘Nagoya Sunset’SM/JOGA

私の蘭の写真は大まかに言ってワンパターンの域を出ていません。
それは見ての通りなのですが、ではどんな撮り方があるのか。
実は蘭の写真の大家、故杵島隆氏の蘭の花を被写体にした芸術作品について触れて、いややっぱり蘭の花を記録として人に見てもらうなら私の今のままのワンパターンでいいんです、という結論に持っていこうとして杵島隆氏の代表作「蘭」を本棚から取り出してあらためて見て、うーんとうなって道に迷いました。
やっぱり作品を作り込んでいる。
光線、水滴、ソフトフォーカスレンズ、多重露出、黒バック、白バック……。
撮影ノートやあとがきの本人のコメントを読むと、記録ではなく芸術にしたい、という意思がはっきり書いてあります。
写真に記録と芸術の違いがあるかについてはまたよく考えてみようと思いますが、芸術作品として仕上げるための情熱がありありと感じられます。
蘭の花を乙女ととらえ女神に神格化しているところは、よくわかりません。
小林秀雄は「花は生きている。だから花にはこころがある」と言っていてそれはなんとなくわかります。
蘭の花が女神なら女性か…、でもおしべとめしべが融合した蕊中があり花粉も同時に持っているから両性ではないか、と私は思います。
しかし突き詰めれば、人間もマリア様から生まれたのが起源ならやはり女性、植物もそうなのかとも思います。
ただいずれにしても杵島隆氏は蘭を女神ととらえ、その写真は神秘的に表現されています。
意図と写真がぴったり合致しています。
というあたりで、結論が見えなくなってしまいました。
杵島隆氏は日本写真協会賞など数々の表彰を受け、以前行った恵比寿の東京都写真美術館での企画展で土門拳の写真にならんで杵島氏の写真があったのも覚えています。
ちょっと私は今回の話題は背伸びをしすぎたか…。
もう少し「蘭」という写真集やほかの人の写真集もいろいろ馴染んでいきたいです。

IMG_1361-3.jpg
C. World Vacation‘Nagoya Sunset’SM/JOGA 花径9.5×10cm 1花茎3輪 2014/4/26撮影
(EOS6D,EF70-200mm F4L IS USM)

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